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カラテカはクソゲー それだけで終わらない3つの凄い技術

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「クソゲーといえば?」と質問されたとき、高確率で挙げられるのが『カラテカ』。

構えないと即死。開始直後に崖から落ちて死ぬ。互いに礼。理不尽な柵のトラップ…。クソゲーとして語れる要素がふんだんにちりばめられているため、そっちに気を取られ本質を見てくれる人が非常に少ない。

そんな不遇のカラテカだが、実は凄い部分もたくさんある。

■キャラクターのアニメーション
実はこのゲーム、ロトスコープと呼ばれるアニメ技法が使われている。ホンモノの人の動きをビデオで撮影し、それをトレースすることでリアルな動きを再現するというものだ。この方法により、カラテカはリアリティのある滑らかな動きを実現した。

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ロトスコープを活用するゲーム自体は非常に少ないが、現代で当然のように使われているモーションキャプチャー技術と考え方は同じ。つまりカラテカはモーションキャプチャーの先駆けとなった作品と言えるだろう。

■動きの組み合わせ
カラテカは動きが単に滑らかなだけではない。複数の動きを組み合わせて1つの動作に合成する技術が使われているため、多彩な動きが可能なのだ。

例えばキック。キックをしたあと、その足をどこにおろすか。普通に真下に下ろすことも出来るが、キーを前に入力しておくと、キック後に足を前に降ろし間合いを詰めることが出来る。逆にキーを後ろに入力しておくことでキック後に足を後ろ側に降ろし距離を離すことができる。つまりカラテカはモーションを途中で分岐させることができるのだ。
また、AppleⅡ版では、移動しながらパンチを繰り出す事が可能。上半身と下半身を別に処理することで出来る芸当だ。

現代FPSで上半身と下半身を個別に制御する技術が当たり前になっているし、モーションを分岐させたり合成させたりする技術も最近になって定着し始めた。それをずっと昔のカラテカはすでに実現していた。ということなのだ。

■映画的演出
現在は映画的な演出を取り入れたゲームが非常に多いが、その先駆者はカラテカであるという意見もある。

AppleⅡカラテカでは、オープニングが存在する。まず、女性が部屋に閉じ込められ泣き崩れるシーンが流れる。カットが切り替わって、崖から登ってくる一人の胴着を着た青年。女性と青年を別々に映しただけの映像だが、「今からこの青年が女性を助けに行くのだ」と推測できるはずだ。

このような見せ方は映画では当たり前に存在しているが、それをゲームで初めてやったのがカラテカと言われている。つまり映画的ゲームの先駆者はカラテカなのだ。

このように、実は凄い見所がある。それがカラテカなのだ。
実は単なるクソゲーじゃないんだよ! ということをアナタも是非語っていただきたい。

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最終更新日:2014-02-02 11:34

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